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天然の加工?? 2007 Jan 26 (Fri) |
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どうも。 天然で笑いを取る人間には絶対勝てないと思うディープ田中です。
さて、本日はウエアハウスから面白い商品をご紹介。 この前もLeeのウエスターナーをリリースしましたBLUE&GRAYブランドのアイテムなんですが、何と、天然泥加工ジーンズなのです。 1から説明するのもあれなんでスミマセンがウエアハウスのホームページから文を引用しちゃいます。 えいっ!!
『1849年に起こったといわれるアメリカ西海岸、カリフォルニアでのゴールドラッシュは世界中の人々の関心を集め、「西に」夢を求める人たちが集まりました。 1800年代の後半にはそのムーブメントは西海岸広域に広がり、金を追い求める人たちが移り住み、ネバダ州においては1920 年頃に全盛期を迎えました。 そんな一獲千金の野望を抱く男たちは常に、ジーンズを穿いていました。 当時デニムは非常に丈夫で、比較的安価であったこと、そして西海岸にはこの当時から既に我々が知らないたくさんのワークウエアメーカーが存在していたことが大きな理由です。 来る日も来る日も同じ作業を繰り返す男たちのジーンズは、土や埃にまみれ、太陽の光を浴びた、独特のデニムの風合になります。 その金鉱で金を掘り尽くしたと判断した男たちは、また次の金鉱を求めさらなる旅を始めますが、いずれその地に戻るため、荷物の軽減を考えて着古した衣料はすべてある場所へ埋めてその地を後にしたといいます。
100年以上も人が着用することなく土の下に眠り続けたワークウエアは永い眠りを経て今、その熟成ともいえる眠りから覚めました。 月日とともに酸化しながら浸透した母なる大地の風合は、天然の泥がヨコ糸に染み込み、独特のムラ感を生み、インディゴの経糸の濃淡をさらに強く引き立てています。
加工にいっさいの薬剤を使用せず、水と石だけで仕上げ、天然の泥でさらなるスパイスを加えた新しいシリーズ。 スタイリッシュなブルーグレイ061のシルエットに、これ以上ないまでの無骨なUSEDWASHを施しました。 日常がコンクリートに囲まれた今であるからこそ、愛着の湧くナチュラルヴィンテージです。』
と、こんな感じです。 さすがウエアさん。 目の付け所がシャープ以上に尖ってます(笑)。 そもそも着古した服を土の中に埋めていたって事自体、知らない人が多いんじゃないでしょうか。 それをまぁ、わざわざ自然の泥を使って再現するなんて…。 考え付いた方もよく考え付きますよね。 しかも洗うたびに泥が落ち、インディゴの色味が増してくるという、通常とは逆の発想。 脱帽の最上級、脱服です。
ま、皆さん一度ご覧になりに起こし下さい。 今の技術で考え得る最高の加工がこの一本に施されておりますゆえ。
以上、男は泥をすすってでも生きなきゃいけない時もあるのです。 ディープ田中でした。
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